1. TOP
  2. 筑波銀行について
  3. 当行からのお知らせ
  4. ニュース・リリース
  5. 蓄電デバイス開発「マテリアルイノベーションつくば」に対する共同での資本出資および事業支援のお知らせ

蓄電デバイス開発「マテリアルイノベーションつくば」に対する共同での資本出資および事業支援のお知らせ

投稿日: 2019/3/28

株式会社筑波銀行(頭取:藤川雅海、本店:茨城県土浦市、以下「筑波銀行」)と、CYBERDYNE株式会社(代表取締役社長:山海嘉之、本社:茨城県つくば市、以下「CYBERDYNE」)は、本日発表した社会課題解決と新産業創出による地域発展を目的とした包括連携に関する協定に基づく取り組みの一環として、国立研究開発法人物質・材料研究機構(理事長:橋本和仁、本部:茨城県つくば市、以下「NIMS」)認定ベンチャーである株式会社マテリアルイノベーションつくば(代表取締役:松村宗順、本社:茨城県つくば市、以下「MIつくば」)に対して共同で資本出資および事業支援を進めてまいりますので、お知らせいたします。

 

 MIつくばは、グラフェン等の新機能性材料の試作・製造・販売を通じてNIMSの研究成果を社会に広く普及することを目的としたベンチャー企業です。特に、NIMSのエネルギー・環境材料研究拠点 先進低次元ナノ材料グループ[グループリーダー:唐捷(MIつくば取締役CTO)]の研究成果であるグラフェンを利用した蓄電デバイス(グラフェン・スーパーキャパシタ)の事業化の推進に注力しています。この蓄電デバイスは、IoH(Internet of Humans)/IoT製品の超小型化・超軽量化の実現、ユーザビリティの向上(充電時間の削減)、安全性の確保等により、各製品の製品力に直結するキーパーツとして期待されています。

 

 NIMSは、MIつくばをNIMS発ベンチャーとして認定し、NIMS千現地区内への事業所の設置や研究設備の使用料優遇等の支援を行っています。

 

筑波銀行とCYBERDYNEは、MIつくばに対してそれぞれの強みを生かして同社の事業支援を行ってまいります。筑波銀行は、資本出資を検討するとともに独自の創業支援ノウハウや地域の人的ネットワークを活用し、事業支援を行ってまいります。また、CYBERDYNEはMIつくばに対して資本出資を行うとともに業務提携を行い、サイバニクス産業のキーパーツとして期待されるグラフェン蓄電デバイスの開発支援およびCYBERDYNEの事業ネットワークを活用して事業支援を行ってまいります。

 

 

<株式会社マテリアルイノベーションつくば(MIつくば)について>

MIつくばは、NIMSの研究成果であるグラフェンなどの機能性ナノ材料及びこれらの材料を用いた蓄電デバイス等の開発・製造・販売を目的に2017年10月に設立され、11月にNIMSベンチャー企業支援制度の認定を受けました。NIMSで開発したグラフェン蓄電デバイス(グラフェン・スーパーキャパシタ)は、登録済み特許だけでも28件を有する独自の材料構造となっており、従来のスーパーキャパシタよりも蓄電能力を大幅に向上していることが特徴です。これまでに、グラフェン蓄電デバイスの生産技術を整備し、安定生産の目処が立っており、現在、グラフェン蓄電デバイスの生産販売に向けて準備を進めています。

 

 

 

 

報道機関のお問合せ

筑波銀行 総合企画部広報室  鴨志田  内線3730

TEL 029-859-8111

PDF PDFはこちら(PDF 294KB)



このページのトップへ