筑波経済月報2016年 10月号

CONTENTS

• 表紙写真
  　レイクサイド・サイクルフェスタ　かすみがうらエンデューロ
• 企業探訪
  　株式会社ユニキャスト
  • 代表取締役　　三ツ堀　裕太　氏
  • 日立市に本社を置く株式会社ユニキャストは、今年で11周年を迎える学生発のＩＴベンチャー企業です。「テクノロジーを通して『驚き』と『感動』を創造し、人々の『夢』と『笑顔』を支えたい。」と語る三ツ堀社長は、次の時代を見据え、世界が必ず必要とする日が来るサービスを一歩先に作り出すことで、同社が想い描く世界により近づいていきたいと考えています。
• 外部研究員寄稿
  　日本型雇用と出生率の関係
  • 株式会社 日本経済研究所　常務執行役員　地域本部　上席研究主幹　佐藤　淳　氏
  • 出生率の低迷は婚姻率や保育所不足にあるとする議論が支配的だが、大都市圏に典型的にみられる大企業の日本型雇用が出生率を低めてきた可能性がある。日本型雇用の限界は多方面から指摘されているが、少子化はそのサインの一つかも知れない。
• 支店長のわがまち紹介　－神栖市－
• 筑波ふれあい倶楽部会員紹介コーナー　会員ひろば
• 海外レポート
  　上海駐在員日記
  • 茨城県上海事務所　海野　仁男　氏
  • 2016年4月より茨城県上海事務所に駐在員として勤務しております。最初は言葉もわからず、何もできないところからのスタートでしたが、道を覚え、中国語を習い、少しずつ生活にも慣れて来たところです。まだまだ、わからない事だらけの中国駐在ですが、感じたことやわかった事を中心に報告したいと思います。
• 研究員レポート
  　「健康経営」の重要性
  ～全国健康保険協会茨城支部の取り組みを事例に～
  • 本レポートでは、茨城県の健康課題や国などの健康に関する施策を整理し、「健康経営」の重要性について考えたい。また、茨城県内で「健康経営」を推進する全国健康保険協会茨城支部（以下、協会けんぽ茨城支部）支部長の德宿氏にヒアリングを行い、茨城県内の企業が抱える健康問題や「健康経営」への支援策、今後の展望などについてまとめる。
• 科学の街「つくば」からサイエンス・インフォメーション(協力：つくば市ＯＢ人材活動支援デスク)
  　子育ては投資か
  • 筑波大学名誉教授　日本学術会議連携会員　宮寺　晃夫　氏
• もしもし何でも相談コーナー
  
  • 税務：来年から始まるスイッチOTC薬控除について
    平成28年度税制改正において、適切な健康管理下で医療用医薬品からの代替を推進する観点から、従来の医療費控除制度の特例として、新たにスイッチOTC 薬控除（セルフメディケーション税制）が導入されました。来年1月1日より施行されますので、その概要を解説します。
  • 労務：「雇用契約書」について
    労働基準法15条1項で「使用者は労働契約の締結に際し、労働者に対して賃金、労働時間その他の労働条件を明示しなければならない」とされており、「雇用契約書」や「労働条件通知書」で明示するのが一般的です。労働基準法で定めているのは労働条件の明示であり、「雇用契約書」の締結は必ずしも必要ありませんが、多くの場合、「雇用契約書」を社員と取り交わしています。
• 経済トピックス・経済情報ピックアップ
• 茨城県経済の現況

  茨城県の基調判断全体…

  景気は、一部に弱い動きが続いているが、緩やかに持ち直している。
  先行きは、緩やかに持ち直していく。
  企業等の景況感は非製造業を中心に「悪化」超幅が拡大している。

  企業の生産活動…………

  弱い動きとなっている。

  設備投資…………………

  前年並みとなっている。

  公共投資…………………

  持ち直している。

  個人消費…………………

  一部で弱い動きがみられるものの、全体としては持ち直しつつある。

  住宅投資…………………

  持ち直しつつある。

  雇用・所得情勢…………

  持ち直している。

  
  
• 茨城県の主要経済指標
• 筑波銀行インフォメーション　　〈つくば〉税理士会事業ローン
• 筑波ふれあい倶楽部　特別講演会　「変化の時代の企業経営」　　講師：経済アナリスト　森永　卓郎 氏