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  5. 「緑と水の豊かな茨城が生んだ水彩画の巨匠 小堀進展」(平成24年9月20日~10月24日)

「緑と水の豊かな茨城が生んだ水彩画の巨匠 小堀進展」<終了>

「緑と水の豊かな茨城が生んだ水彩画の巨匠 小堀進展」は平成24年10月24日をもって終了させて頂きました。
期間中、多数の皆様のご来場ありがとうございました。

展示期間
平成24年9月20日(木)~平成24年10月24日(水)
※土曜日、日曜日も開催しております。 (祝日のみ休館)
開館時間
午前9時~午後5時
※入場無料
場 所
茨城県つくば市竹園1-7
筑波銀行本部ビル2階ギャラリー
地図はこちらからご覧ください

ごあいさつ

日々空が高く澄み渡ってゆく季節となりました。皆様におかれましては益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

第8回企画展として今回は、「緑と水の豊かな茨城が生んだ水彩画の巨匠 小堀進展」を開催いたします。

小堀画伯は、明治37年茨城県行方郡大生原村(現在の潮来市)に生まれました。旧制中学時代から絵画に惹かれ、大正11年に東京赤坂の葵橋洋画研究所(黒田清輝らが指導)に入所し指導を受けました。昭和4年フランスのサロン.ドートンヌに入選している中西利雄の水彩画から多くを吸収しようと「蒼原会」に属しました。

昭和15年には日本水彩画会における新世代8人(春日部たすく、山中仁太朗他6名)とともに、水彩画の向上と発展を願い、水彩連盟を結成。

昭和22年日展で<驟雨>が入選、昭和30年には審査員として第11回日展に<美ヶ原高原>を出品、好評を博し、日展評議員となる。

昭和37年には、ヨーロッパ旅行に出かけ10 ヶ国を歴訪。今回はその年に描かれた作品の内<南欧の丘>他4点を展示しております。

風景を旅に求めた小堀画伯は「絵即人間」と題し次のように話しております。

『一年の半分は旅に出る。人気のない高原や海辺が好きで、一日中大自然に包まれていることはうれしい限りである。美しい風物と対峙している時の幸福をしみじみと感ずる。現代の絵画は、自然によりかかることでなく、自然から受ける感動が発想の因となり、自分そのままを生地として作品が生まれる。絵即人間なので、自分の成長につれてこれから私なりの作品が自然に生まれてくるものと考えて、生涯楽しく描き続けたいと思っている。「人生の苦悩は家庭内で処理し、画想は旅窓で求める。」、これが私の心情図式といおうか、四十年このかたのありかたで、家族も理解と協力を惜しまないことはありがたいと思っている。

制作しているときは一切を忘れ、三昧境にひたれることは宗教と同じことである。絵描きになってよかったと思っているが、作品は自分を隠せない世界だけに、人間としての完成が作品を左右することを思う時、上手な画家よりはよき人間としての勉強が優先するものと考えている。(昭和45.5)』

小堀画伯の、一途で素朴な人柄とそのたたずまいが目に浮かんできます。昭和43年<初秋>で「独特な賦彩処理と水郷風景の把握に新境地」(日本芸術院賞推薦の辞)を聞いた小堀画伯は、昭和44年改組日展理事に就任。翌45年日本芸術院賞を受賞。昭和49年水彩画では初めて日本芸術院会員になりました。


今回は、昭和13年の<蓼科高原>から晩年の代表作<虹>まで、各地の風景30点の作品をご覧頂きたく展示させて頂きました。どうぞごゆっくりご鑑賞ください。

最後に、今回の作品等のご提供や、企画、展示にご協力いただきました皆様に心よりお礼申し上げます。

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