未来をつなぐ仕事と行員たち
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Interview 01
フットワーク軽く、積極的に、
必要とされるバンカーを目指して。
法人営業
須賀田 明徳
つくば営業部
2017年入行 / 経済学部 経済学科卒
- 筑波銀行を選んだ理由は?
- もともとは、数字に強かったこともあって損保業界を志望していました。損保の世界は、商品開発も含め、多くの業務で数理的な知識が求められると感じていたからです。ただ、就活を進めていく中、銀行の役割にも魅力を感じるようになりました。企業の資金調達を支援することは、地域経済の発展に貢献できることにつながり、そこにやりがいを感じられると思ったのです。最終的には、「First Call Bank」を掲げ、より地域に密着することでお客さまへの貢献を目指している筑波銀行に魅力を感じ、入行を決めました。
- 今はどんな仕事を担当していますか?
- 現在、法人営業担当として、個人事業主や法人のお客さまの事業資金のご相談のほか、販路開拓の支援や節税対策、事業承継に伴うM&Aの提案など、お客さまのさまざまな課題を解決する、ソリューション営業を担当しています。私が所属する営業部があるつくば市は、研究開発の拠点が集まり非常に経済活動が活発な地区。そのため資金ニーズは多岐にわたり、当行の存在感は大きなものがあります。日々の活動を通じて、地域経済の発展を担えていることを実感しています。

- 印象に残っているエピソードを教えてください。
- 創業4年目、中古車販売を営むお客さまへの支援は、強く印象に残っています。お客さまは資金調達にあたって、私募債(※)の発行を考えていました。さらにお客さまには、故郷であるつくば市に私募債発行によって貢献したいという思いがありました。そのお話を伺った私は、寄贈付き私募債を提案しました。これは当行が発行企業から受け取る手数料の一部を、発行企業の意向に沿って、社会貢献に資する取り組みに寄贈するというものです。発行企業となるお客さまと当行が、直接地域に貢献できるスキームです。お客さまには大変喜んでいただき成約することができました。銀行が地域に対して何ができるか。その新たなカタチの一つだったと考えています。
※私募債……企業が資金調達をするために有価証券を発行し、少数の投資家などが引き受ける社債の一種。非上場企業が、株式を公開せずに資金を集める方法。 - この仕事のやりがいは?
- お客さまからの相談を待つのではなく、お客さまのニーズをつかみ、こちら側から積極的に提案を行って、融資が実行できたときは大きなやりがいを感じる瞬間です。また、大きな金額の融資を提案して、お客さまに喜んでいただいたときもやりがいを感じます。私の仕事における基本の考え方は、フットワーク軽く定期的に訪問して、お客さまとのコミュニケーション頻度を上げ、よりよい関係を構築すること。その中で潜在的なニーズをつかむことができれば、タイムリーな提案も可能になります。これを地道に継続することで、法人営業担当者の中でトップの実績を上げることができました。人と人との関係を大切にすること、これこそが営業の基本だと思っています。

- 筑波銀行はどのような魅力がありますか?
- 魅力の一つは、教育研修体制が充実していること。新入行員研修に加え、年次やキャリアに応じて設定されている集合研修も多く、金融パーソンとしての知識、金融業の基礎をしっかりと身に付けられる環境が整っています。さらに実際の業務を通じて得られる知見が成長につながっていくことも実感しています。さまざま事業を営むお客さまにはさまざまな資金ニーズがあるのですが、それに応えていくことで自らを成長させていくことができるのです。また、営業店の人間関係はフラットで親しみやすく、相談しやすい職場環境ですので、とても働きやすい環境であることは約束できます。
- 未来に向けて、どんな懸け橋になりたいですか?
- 地域経済の発展、地域活性化に貢献したいという思いは、入行以来変わっていません。そのためには、お客さまに求められるバンカーであり続けなければならないと考えています。ですので、常に成長への思いや向上心を持ち続けたいと思っています。その一つの手段として、資格取得に挑戦しています。これまで「ITパスポート」「FP2級」の資格を取得しました。今後も「証券アナリスト」や「中小企業診断士」等の資格取得に挑戦していきたいと思っています。そして後輩から「先輩のようになりたい」と目標にされるような存在に成長することが目標です。

- 学生の皆さんへのメッセージ
- お客さまから、競合する他行の営業の動きを見聞する機会が多いのですが、デジタル化によって直接会って対応することが少なくなっていると聞きます。しかし私は、対面でのコミュニケーションこそがお客さまからの信頼を得る力になると思っています。お客さまの期待に応えるためにも、私はこれからもそれを大切にし、バンカーとして必要とされる存在を目指します。学生の皆さんにとっては、銀行の営業はイメージしにくいと思いますが、大切なのはお客さまとのコミュニケーション。何よりこの仕事には大きなやりがいがあります。そのやりがいを、「First Call Bank」を目指す筑波銀行で、ぜひ体感してほしいですね。

One Day Scheduleある日のスケジュール例
- 8:30
- 出社
- メール確認、発信・返信。一日のスケジュール、稟議等の確認。お客さま訪問に向けた事前準備。資料整理。
- 9:30
- お客さま訪問
- 中古車販売のお客さまを訪問。定期的な預金集金に加え、経営状況や課題等についてヒアリング。
- 11:00
- お客さま訪問
- 製造業のお客さまを訪問。以前訪問した際にキャッチした資金ニーズに応じた、融資等の提案活動。
- 12:00
- 帰社後、ランチ
- 13:00
- お客さま訪問
- 運送業のお客さまを訪問。経営者の資産運用の提案、事業承継に関する課題等のヒアリングを行う。
- 14:00
- お客さま訪問
- 建設業のお客さまを訪問。融資実行に向けた契約書の確認。相談を受けていた新規事業に関する情報提供。
- 15:30
- 帰社
- 稟議書や資料作成等のデスクワーク。明日以降のお客さま訪問に向けて、数社へ電話によるアポ取り業務。
- 18:00
- 退社
