未来をつなぐ仕事と行員たち
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Interview 05
チャレンジが成長を促し、
自分らしく輝けるのが筑波銀行。
人事部門
田久保 玲子
人事総務部 ダイバーシティ推進グループ 部長代理
1988年入行 / 商業高等学校 商業科卒
- 筑波銀行を選んだ理由は?
- 高校卒業後は就職すると決めていましたが、商業高校であったため数ある求人の中に地元の金融機関がありました。もともと、人の暮らしにおける「お金」の重要さは感じていたので、金融機関で働くことに興味もありました。その中で筑波銀行を志望したのは、入行していた先輩に出会ったことが大きかったと思います。お客さまと楽しそうに会話をして働いている現場を見て、自分の働く姿がイメージできました。そして何より行員の方々の温かい雰囲気に惹かれたことも当行を選んだ大きな理由です。
- 今はどんな仕事を担当していますか?
- 人事総務部の中で、私は部長代理として人事部門を担当しています。人事部門は、採用やキャリア支援、人事企画、労務管理など、企業にとって重要な資産である「人財」に関する業務を担っています。すべての行員が自分の持てる能力を十分に発揮できる仕組みを作ることが重要な役割です。その実現のために、私は行員との対話を通じて、職場環境や個々の課題を把握し、行員一人ひとりが直面する課題に寄り添い、その解決を支援する取り組みを進めています。日々、各支店に臨店(訪問)し、一人ひとりの行員と対話を重ね、それぞれの事情に寄り添った対応を行うよう心がけています。

- 印象に残っているエピソードを教えてください。
- 行員一人ひとりがそれぞれの悩みを抱えていることもあります。これからのキャリア形成に対する不安や、職場での人間関係についての悩み、さらにはプライベートな課題に直面することもあります。どの悩みにも正解があるわけではありませんが、行員が安心して働ける環境づくりに取り組むことで、誰もが自分らしく成長できるようサポートできるか、それらが私のミッションだと考えています。以前、退職を考えていた行員に対して、私たちは仲間であること、これからも一緒に仕事をしていきたいことを丁寧に伝え、コミュニケーションを重ねる中で、退職を考えていた行員の気持ちに寄り添い、前向きな選択をサポートした経験があります。また人間関係に悩んでいた行員に、長く勤めてもらうために異動の選択をしてもらったこともあります。その後、それぞれの行員が活き活きと働き、活躍しているという話を聞くと、自分のサポートが役に立ったのだと、この仕事の喜びを感じられます。
- この仕事のやりがいは?
- 面談した行員から「相談してよかった」と言われること、その人の悩みが解決し前向きに業務に取り組めるようになること、キャリアアップへのサポートができたと感じたときなどはとても嬉しいですしやりがいを感じます。また、本部業務は、企業としてより良くなるための新たな施策を打ち出せば、銀行全体をも変えていくことができる大きな醍醐味がある仕事でもあります。入行以来、たくさんの人と関わり、さまざまな経験を積むことで人としても着実に成長することができたと思います。さらには成長のための研修やサポート環境が充実し、何より周囲の人に恵まれ温かい環境があったからこそ、ここまでキャリアを積むことができたのだと思っています。

- 筑波銀行はどのような魅力がありますか?
- 学歴や性別に関わらず、公正に人財を評価される環境があることが、筑波銀行の大きな魅力ではないでしょうか。実際に私は商業高校を卒業後に一般職として入行しましたが、周囲の勧めでエリア総合職にチャレンジ、管理職へとキャリアアップすることができました。また、入行以来一貫して支店業務に携わっていましたが、現在では人事という本部での新たな業務、さらには部長代理というポストでチャレンジする機会もいただきました。私自身は昇進を目指していたたわけでなく、目の前の業務にしっかり取り組んできただけですが、それを評価し、新たなチャレンジの機会を与えてくれた当行に感謝しています。
- 未来に向けて、どんな懸け橋になりたいですか?
- 現在、私は人事総務部でダイバーシティ推進グループを率いているのと同時に、頭取をリーダーとするダイバーシティ推進プロジェクトチームのマネージャーも務めています。プロジェクトでは、ダイバーシティの中でも女性活躍推進を大きなテーマとして取り組んでおり、女性管理職の登用拡大について目標を掲げ積極的に取り組みを進めています。また、お客さまや地域の企業に目を移すと、社会全体で多様性が求められる中、地域の中堅・中小企業ではダイバーシティの推進が十分に進んでいないのが現状です。当行では、ダイバーシティの推進に積極的に取り組み、その取り組みの成果を地元企業の皆さまにも共有・還元することで、地域全体の女性活躍をさらに推進し、地域社会の持続的な発展に貢献していきたいと考えています。

- 学生の皆さんへのメッセージ
- キャッシュレス時代と言われますが、お金の形は変わっても銀行の業務は、人々の生活に密着した必要不可欠なやりがいのある仕事です。そして銀行はさまざまな業種と関わることができるため、たくさんの経験や出会いに恵まれ、それらはきっと皆さんを成長させてくれるはずです。ぜひ銀行員として働き、地域社会への貢献や、一人ひとりのお客さまに喜んでいただける醍醐味を実感してほしいと思います。多様な働き方が求められる時代ですが、筑波銀行では自分に合った働き方を実現することができますし、キャリアを積むための育成環境やサポート体制が整っています。筑波銀行というフィールドで、ぜひ自分らしく輝いてください。

One Day Scheduleある日のスケジュール例
- 8:30
- 出社
- メール確認、発信・返信、各種承認作業。一日の作業内容を確認。必要に応じて人事担当メンバーとミーティング。
- 9:30
- 臨店に関する報告関連業務
- 臨店結果について報告書を作成。クリアすべき課題等について方針検討。
- 12:00
- 昼食
- 13:00
- 問い合わせ対応
- 支店をはじめ各職場からの問い合わせや相談等に対応。
- 14:00
- ダイバーシティ推進企画の策定
- 他行との情報交換や人事担当役員とのミーティング。企画書の作成。
- 16:00
- 集計等の事務作業
- 人事に関するさまざまな指標等の数値を集計。そこから見えてくる課題の整理、改善に向けた企画検討。
- 17:30
- 退社
