有価証券
運用担当

仕事の内容を教えてください。

市場運用グループで有価証券運用を行っています。有価証券運用とは、お客さまからお預かりした預金と、お客さまへの貸出金の差額の一部である銀行資産を有価証券で運用し、収益を得る業務です。私は主に国債、地方債、社債など債券の運用を担当しています。具体的には、日本や米国などの国債、地方債、社債の売買に加え、外貨の調達などに関し、市況状況や運用状況をしっかり分析し、運用計画を立て、それを実践する役割です。市況動向が激しい現在、その見極めは非常に難しい面もありますが、その分だけやりがいも感じます。

仕事をするうえで工夫していることは何ですか。

運用業務には、金利や株価などの指数はもとより、国内外の経済や金融政策の動向、企業業績などの情報収集は不可欠です。新聞・テレビやインターネットなどに加え、SNSを活用した情報収集を常に行っています。こうした多様な情報収集の積み重ねが、投資判断の説得力を増していくと考えています。また、「食品価格の上昇」「新幹線の混み状況」などの身近な情報も収集の対象です。専門的な知識が必要なシーンも多くありますので、資格試験に向けた勉強にも努力し、運用に関する専門知識の向上を心がけていきたいと思っています。

筑波銀行の魅力を教えてください。

行員一人ひとりの挑戦をバックアップする環境があることです。私自身も有価証券運用という専門性の高い業務に就く前に、外部証券企業へ出向し、勉強する機会をいただきました。当行には「キャリアチャレンジ制度」や「行内兼業制度」などの制度が整っており、目指すキャリアに挑戦できる機会がたくさんあります。また、私の場合は、異動などで職場のメンバーが変わっても、目標となる上司や先輩に恵まれ、親身で温かい指導によって自分が成長できたと感じていますので、そうした「人の環境」も、筑波銀行の魅力のひとつであると思います。