筑波サステナビリティ・リンク・ローンの取り組みについて
筑波銀行(頭取 生田 雅彦)は、株式会社マルヒ(代表取締役 黒澤 弘昌)(以下、当社という)と「筑波サステナビリティ・リンク・ローン」の契約を締結いたしましたのでお知らせいたします。
当社は1958年創業、茨城県ひたちなか市に本社を構えております。干し芋卸売・販売業と温泉施設運営を行っている企業です。地元の特産品である干し芋を自社ブランドとして販売することと、阿字ヶ浦海水浴場前にて日帰り温泉を経営することで、地元産業と観光の双方に大きな貢献をしております。
当社は主業である干し芋の製造加工を行っている中で、製造工程において発生する芋の廃棄ロスから焼酎の製造を始めており、食品ロス問題に取り組んでおります。生産と消費のサイクルを持続可能なものにするために食品ロスの削減は重要であると考えていることから、本ローンにおいて「仕入量に対する食品ロス率の改善」を具体的な目標として設定いたしました。目標達成時には当行が金利を優遇することでお客さまの目標達成に向けた動機付けを行い、お客さまのサステナビリティ経営を後押しします。
「筑波サステナビリティ・リンク・ローン」は、環境的・社会的に持続可能な経済活動や発展を促進及び支援することを目的とした融資であり、当行では株式会社格付投資情報センター(R&I)より商品運用(フレームワーク)の第三者評価を取得し、国際的な原則である「サステナビリティ・リンク・ローン原則」および環境省の「サステナビリティ・リンク・ローンガイドライン」の趣旨に沿った運用を行っております。尚、案件毎の個別評価は当行にて実施しております。
【案件の概要】
貸出先 |
株式会社 マルヒ |
住所 |
茨城県ひたちなか市 |
契約締結日 |
2023年9月29日 |
KPI(設定目標) |
仕入量に対する食品ロス率の改善 |
以上
報道機関のお問合せ
筑波銀行 総合企画部広報室
TEL 029-859-8111