「パーパス」および「筑波銀行 未来戦略デザイン」の策定について
筑波銀行(頭取 生田 雅彦)は、当行グループの「パーパス」を策定するとともに、将来目指す姿を明確にするため「筑波銀行 未来戦略デザイン」を策定しましたので、概要を下記のとおりお知らせいたします。
記
1.パーパス(存在意義)
~地域のために 未来のために~
筑波銀行が将来目指す姿(長期ビジョン)である「未来戦略デザイン」の策定にあたり、改めて当行の存在意義を見つめ直すとともに、全役職員が心を一つに『あゆみ』続けるため、これまでの経営理念や各種キャッチフレーズなどを『筑波銀行グループ経営理念体系図』のとおり明確にしました。
2.「筑波銀行 未来戦略デザイン」の策定(実現時期:2034年3月期)
環境変化の激しいVUCA時代のなか、パーパス ~地域のために 未来のために~ の実現に向け、未来を見据えた「筑波銀行 未来戦略デザイン」(長期ビジョン)を新たに策定しました。
(1)経緯
当行は、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けて「企業価値の向上に向けた取組み」を公表し、ROEの向上、株主資本コストの改善に取組むこととしています。
この取組みを実現するために、2023年10月に持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指し、組織横断的で深度ある協議・検討を行う目的で創設した「未来創造室」(若手・中堅・中核世代の従事者)において、当行の目指す10年後の未来像について協議・検討を繰り返し行い、またその内容については、適宜、社外取締役を含む役員が出席する取締役会においても複数回議論を重ねることで、本件策定に至りました。
(2)コンセプトフレーズ
『GO BEYOND ~その先の未来へ~』
当行の企業価値向上、ひいてはマルチステークホルダーにとってウェルビーイングな企業にステップアップすることを目指すなかで、当行の財務上の課題といえる公的資金の返済についての時間軸を中心に3つのフェーズを設定し、各フェーズを“超えて行く”というイメージで「コンセプトフレーズ」については、『GO BEYOND~その先の未来へ~』としました。
当行の10年後に目指す姿である「筑波銀行 未来戦略デザイン」を起点とし、バックキャスティング思考で設定した3つのフェーズをそれぞれ3年間ずつの中期経営計画で具現化してまいります。
フェーズ |
中期経営計画 |
期間 |
成長エンジン |
第1フェーズ |
第6次中期経営計画 「Rising Innovation 2028」 |
2025年4月~2028年3月 |
“始動” |
第2フェーズ |
第7次中期経営計画 「Rising Innovation 2031」 |
2028年4月~2031年3月 |
“加速” |
第3フェーズ |
第8次中期経営計画 「Rising Innovation 2034」 |
2031年4月~2034年3月 |
“シンカ” (深化・真価・新化) |
(3)インパクト指標
財務指標 10年後のポートフォリオ |
2034年3月期 目指す姿 |
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収益性 |
当期純利益 |
100億円以上 |
ROE |
8%以上 |
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残高 |
貸出金+預金+預り資産 |
6兆円以上 |
〈株主還元方針〉
当行は、公的資金返済後、市場動向・業績見通し等を勘案し、内部留保の充実も考慮しつつ、総還元性向 40%程度を目指してまいります。
3.その他
詳しい内容は別添のPDFをご参照ください。
以上
報道機関のお問合せ
筑波銀行 総合企画部広報室
TEL 029-859-8111
