筑波サステナビリティ・リンク・ローンの契約締結について(株式会社タカラレーベン)
筑波銀行(頭取 生田 雅彦)は、株式会社タカラレーベン(代表取締役 秋澤 昭一)と「筑波サステナビリティ・リンク・ローン」(以下「筑波SLL」という)の契約を締結いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。
なお、本件は株式会社タカラレーベンの親会社であるMIRARTHホールディングス株式会社が株式会社日本格付研究所から第三者意見を受けたサステナビリティ・リンク・ローン・フレームワークを用いております。
MIRARTHホールディングスグループは、「サステナブルな環境をデザインする力で、人と地球の未来を幸せにする。」をOur Purpose(存在意義)として掲げ、住宅の供給や再生可能エネルギーの開発など、事業を通じたサステナビリティ活動に取り組むことで、社会課題の解決とSDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献し、さまざまなステークホルダーや社会からの信頼を得て、持続的な発展を目指しております。
筑波SLLは、お客さまの主要な経営戦略と整合した重要業績評価指標(KPI)とその取組目標であるサステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(SPTs)を選定・設定し、SPTsの達成状況に応じて、お客さまにインセンティブを発生させ、サステナビリティ経営の高度化を促進するローンです。
記
1.お客さまの概要
企 業 名 |
株式会社タカラレーベン |
代 表 者 |
代表取締役 秋澤 昭一 |
所 在 地 |
東京都千代田区 |
設 立 |
1989年8月 |
資 本 金 |
4億円 |
事 業 内 容 |
新築分譲マンション事業 |
2.契約の概要
契約締結日(期間) |
2025年5月7日(3年) |
借 入 金 額 |
10億円 |
資 金 使 途 |
運転資金 |
3.KPI/SPTsの内容
K P I① |
グループ全体の温室効果ガス排出量(Scope1,2)の削減率 (2022年度比) |
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SPTs① |
2025年度 △48% 2026年度 △52% (参考:2030年度 △70%) |
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K P I② |
グループ全体の温室効果ガス排出量(Scope1,2および3)の削減率 (2022年度比) |
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SPTs② |
2025年度 △17% 2026年度 △23% (参考:2030年度 △45%) |
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KPI選定の 妥当性 |
・同社グループにおいて、マテリアリティの1つに「気候変動・脱炭素化への対応」を特定、またKPIとして、「CO₂排出量削減率(Scope1,2および3)」を設定している ・同社グループの主力セグメントは不動産事業である ・同社は新築分譲マンション事業を中心に行っている |
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SPTs設定の 妥当性 |
・SPTs①は日本のNDCを上回っている ・SPTs②はSBT認定基準を満たしている |
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主な SDGs項目 |
13 気候変動に具体的な対策を |
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筑波銀行は、お客さまのサステナビリティ経営への伴走支援に取り組み、SDGsの目指す「持続的で多様性と包摂性のある社会の実現」に向けて、地域になくてはならない銀行として、地域社会の持続的発展に貢献してまいります。
以 上
報道機関のお問合せ
筑波銀行 総合企画部広報室
TEL 029-859-8111
