筑波経済月報2016年 12月号

CONTENTS

• 表紙写真
  　古河提灯竽もみまつり
• 企業探訪
  　株式会社 根子左
  • 代表取締役　根子　清　氏
    専務取締役　豊田　一雄　氏
  • 水戸市に本社を置く株式会社根子左は、今年で55年を迎える左官業界のパイオニア企業です。同社は、平成9年よりシックハウス から住む人を守ることができる新しい土壁 樹脂無添加珪藻土「エコ・クィーン」の取り扱いを始めています。「左官を通してお客様の健康、命、財産を守りたい」と語る根子代表取締役の想いは、社員研修などを通して、次の時代へ着実と受け継がれています。
• 外部研究員寄稿
  　スケール「デ」メリット
  • 株式会社 日本経済研究所　常務執行役員　地域本部　上席研究主幹　佐藤　淳　氏
  • 小さいけれども、高付加価値品を生産する農林水産・食品加工企業が元気である。その背景には、日本経済が量的拡大から、質的拡大にチェンジを求められていることがある。地方圏が日本経済の変化をリードするかもしれない。
• 支店長のわがまち紹介　－五霞町－
• 筑波ふれあい倶楽部会員紹介コーナー　会員ひろば
• 地域レポート
  　茨城県かすみがうら市の地方活性化に携わって
  • 産業能率大学　副学長　経営学部　教授　コンテンツビジネス研究所長　岩井　善弘　氏
  • 本稿では、産官学金4者による茨城県活性化プロジェクト第2弾として、かすみがうら市の活性化への支援を紹介する。
• 研究員レポート
  　つくばにおける大学・研究機関発ベンチャーの活動と起業家精神（Entrepreneurship）について
  　―産総研技術移転ベンチャー・筑波大学発ベンチャーからのインタビュー―
  • つくば市においては「大学・研究機関発ベンチャー企業」の存在が非常に大きい。特に、筆者が日ごろから関わりの深い産総研・筑波大学双方の成長事例に関しては、様々な場面で紹介を行い、広くビジネスが展開されることを目指してきた。今回はその中でもつくば本社で活動をしている３つの企業の代表取締役に登場願い、大学・研究機関発ベンチャーの姿を紹介いただき、それらを比較検討することで、その特徴を示していきたい。
• 科学の街「つくば」からサイエンス・インフォメーション(協力：つくば市ＯＢ人材活動支援デスク)
  　現代の健康法にも役立つ杖道
  • 日本剣道連盟杖道教士七段　自在庵道場主　酒井　幸宏　氏
• もしもし何でも相談コーナー
  
  • 財務：基礎からの損益分岐点（２）
    前号では、損益分岐点売上高の導き方と、その前提となる固定費及び変動費について概説しました。本号では、その結果を経営上の意思決定の際に役立たせるための活用方法について解説します。
  • 労務：「未払い残業代問題」について
    本稿では、社員との労働トラブルのうち、特に増加傾向にある、「未払い残業代問題」について説明をしていきたいと思います。
• 経済トピックス・経済情報ピックアップ
• 茨城県経済の現況

  茨城県の基調判断全体…

  景気は、一部に弱い動きが続いているが、緩やかに持ち直している。
  先行きは、緩やかに持ち直していく。
  企業等の景況感は製造業、非製造業ともに「悪化」超幅が縮小している。

  企業の生産活動…………

  下げ止まりつつある。

  設備投資…………………

  前年をやや上回っている。

  公共投資…………………

  持ち直し傾向にある。

  個人消費…………………

  一部で弱い動きがみられるものの、全体としては持ち直しつつある。

  住宅投資…………………

  持ち直している。

  雇用・所得情勢…………

  持ち直し傾向にある。

  
  
• 茨城県の主要経済指標
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