筑波経済月報2017年 2月号

CONTENTS

• 表紙写真
  　水郷桜イルミネーション
• 企業探訪
  　株式会社サザコーヒー
  • 副社長　　鈴木　太郎　氏
  • 茨城県ひたちなか市のサザコーヒーは、1942年創業で起業75周年目、コーヒー業は1969年開業で48年目を迎えます。サザコーヒー店舗は勝田（ひたちなか市）の本店をはじめ県内外15店舗を展開しており、南米コロンビアに2つのコーヒー農園を運営し、中南米アフリカおよびアジアの産地で直接選別したコーヒー原料を調達しています。また、サザコーヒーは長い伝統に起因する技術を持った焙煎職人と最新のテクノロジーを使ったコーヒーの焙煎機の整備により、焙煎技術面で高く評価され、多くの方々から支持されています。
• 外部研究員寄稿
  　自然を生かした経済成長を可能とする人口減少
  • 株式会社 日本経済研究所　常務執行役員　地域本部　上席研究主幹　佐藤　淳　氏
  • かつて自然は重要な生産要素と見なされていた。地方創生の目玉である六次産業の振興や、人口減少の影響を緩和するには、自然の恩恵や役割を再認識する必要があるのではないか。
• 支店長のわがまち紹介　－小美玉市－
• 筑波ふれあい倶楽部会員紹介コーナー　会員ひろば
• 研究員レポート1
  　第53回　企業経営動向調査　2016年10月～12月
  • 景況天気図は、全産業で前回調査（2016年7～9月）実績から改善し「薄曇り」となった。景況天気図平均値は、全産業で△5と前回調査実績比6ポイント改善した。製造業、非製造業ともに改善しているが、その背景として、内・外経済の持ち直しから製造業、非製造業ともに生産・売上が増加し、在庫調整も進捗していること、足もとの円安化に伴い仕入れ価格は上昇しているものの、その上昇分を販売価格へ転嫁する動きが拡がっていることから、企業収益も改善していることが挙げられる。
• 研究員レポート2
  　平成28年冬季ボーナス支給予定に関するアンケート
  • 茨城県内の企業における冬季ボーナス支給予定の有無や昨年と比較した支給額の増減、支給に際して重視する項目について調査した。79.3％の企業がボーナス支給を予定しており、昨年（77.1％）より2.2％ポイント増となった。業種別では、製造業が82.9％で昨年（84.7％）より1.8％ポイント減、非製造業が77.4％で昨年（73.8％）より3.6％ポイント増となった。ボーナス支給を予定する企業のうち、22.4％の企業が支給額の増加を予定しており、昨年（22.1％）より0.3％ポイント増となった。
• 科学の街「つくば」からサイエンス・インフォメーション(協力：つくば市ＯＢ人材活動支援デスク)
  　「人間対人工知能」デザイナー的視点より
  • 筑波大学名誉教授（環境デザイン）　平　不二夫　氏
• もしもし何でも相談コーナー
  
  • 税務：確定申告での債券・公社債投信の税制
    今年も2月15日から確定申告が始まります。平成27年の税制改正により、平成28年から債券・公社債投信の税制が大幅に改定されています。今号では、これらのうち、今回の確定申告に関連する項目について解説します。
  • 労務：「65歳超雇用推進助成金」について
    「65歳超雇用推進助成金」は、高齢者の雇用促進を目的として、65歳以上への定年の引上げ、定年の定めの廃止、希望者全員を対象とする66歳以上の継続雇用制度の導入のいずれかを導入した事業主に対して支給される助成金であり、高齢者の就労機会の確保および、希望者全員が安心して働ける雇用基盤の整備を目的としています。今号ではこの「65歳超雇用推進助成金」について解説します。
• 経済トピックス・経済情報ピックアップ
• 茨城県経済の現況

  茨城県の基調判断全体…

  景気は、一部に弱い動きが続いているが、緩やかに持ち直している。
  先行きは、緩やかに持ち直していく。
  企業等の景況感は製造業が「好転」超に転じ、非製造業も「悪化」超幅が縮小している。

  企業の生産活動…………

  持ち直しつつある。

  設備投資…………………

  前年をやや上回っている。

  公共投資…………………

  持ち直しに一服感がみられる。

  個人消費…………………

  一部で弱い動きがみられるものの、全体としては持ち直しつつある。

  住宅投資…………………

  持ち直し傾向にある。

  雇用・所得情勢…………

  持ち直している。

  
  
• 茨城県の主要経済指標
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