筑波経済月報2014年 2月号
CONTENTS
今月の1枚
平沢官衙遺跡と筑波山企業探訪
株式会社茨城製作所 代表取締役会長 菊池 泰弘 氏
専務取締役 菊池 伯夫 氏- 日立製作所の協力会社で、同社のモーター部門を担う重要な企業として成長されてきた株式会社茨城製作所の代表取締役会長・菊池泰弘氏に、グローバル時代におけるモノづくりの中小企業としてどのように経営に取組んでこられたか、サバイバル戦略は何か、自社製品として開発された流水式軽水力発電機等をお伺いしました。
外部研究員寄稿
つくばエクスプレス 快走の裏の苦闘、その誕生まで- 株式会社日本経済研究所 理事(元茨城県地域計画課長) 東尾 正 氏
- 県南の拠点筑波研究学園都市に唯一乗り入れる鉄道「つくばエクスプレス(TX)」。2009年度決算では当初目標を15年も前倒しして黒字を確保。さらに営業目標であった1日当り乗客数27万人をクリアして2012年度には30万人を突破。“3セク鉄道の優等生”ともいわれるこのエクスプレス、産声をあげるまでには並々ならぬ苦闘の歴史があり、その一端を紹介します。
支店長のわがまち紹介-高萩市-
研究員レポート1
事業計画書の作り方②- 前号に引続き、一般的な事業計画書の記載事項を解説します。
グローバル化、複雑化が進む経済環境の中で、新たな事業に取り組むことは、容易なことではありません。思いつきだけで、事業の継続が図れた時代ではなくなりました。顧客のニーズにあった、商品・サービスを、適切な方法・時期に投入し、市場での厳しい競争に打ち勝っていく必要があります。そのためには、新たな事業への思いを深化させ、具体的な行動をおこすための事業計画書が必要です。
- 前号に引続き、一般的な事業計画書の記載事項を解説します。
研究員レポート2
平成25年度冬季ボーナス支給予定に関するアンケート- 茨城県内主要企業988社に対し、平成25年冬季ボーナスの支給予定を調査しました。
- 〇74.8%の企業が支給予定、うち21.1%の企業が昨年より支給額増加予定
- 〇ボーナス支給で重視する事項は、第1位:現在の企業業績、第2位:従業員の個人別評価、第3位:従業員の士気高揚
科学の街「つくば」から サイエンス・インフォメーション (協力:つくば市OB人材活動支援デスク)
日本の形はどのように把握されてきたか―下総・常陸住人の貢献―- 元国土地理院長 公益社団法人日本測量協会副会長 星埜(ほしの) 由尚(よしひさ) 氏
もしもし何でも相談コーナー
税務:グループ法人税制について- 100%の資本関係がある企業間での一定の「取引」について「所得」の発生を認識しない、つまり課税を生じさせない「グループ法人税制」について解説します。
- 近年、値下げ圧力や販売量の減少、原材料の高騰など企業を取り巻く環境は厳しさを増しています。このような環境下では「損益分岐点分析」による強い財務体質構築が重要です。この分析から売上減少の許容額やコスト削減必要額を把握できます。
経済トピックス・
経済情報ピックアップ
茨城県経済の現況
- 茨城県の基調判断全体…
- 景気はおおむね横ばいであるが、一部で持ち直しの動きがみられる。
先行きは緩やかに持ち直す。企業等の景況感は緩やかに持ち直している。 - 企業の生産活動…………
- 一進一退の動きとなっている。
- 設備投資…………………
- 前年並みの計画となっている。
- 公共投資…………………
- 増加基調にある。
- 個人消費…………………
- おおむね横ばいであるが、一部で持ち直しの動きがみられる。
- 住宅投資…………………
- 緩やかな増加している。
- 雇用・所得情勢…………
- 緩やかに持ち直しつつある。
茨城県の主要経済指標
筑波銀行インフォメーション
筑波総研からのお知らせ