筑波経済月報2014年 3月号
CONTENTS
今月の1枚
小貝川の菜の花と筑波山企業探訪
筑波工業株式会社 代表取締役会長 篠原 達夫 氏- 茨城県稲敷市で、株式会社クボタ筑波工場の協力企業団として、トラクタ部品を始めとした農業機械器具を制作されている筑波工業株式会社の代表取締役社長 篠原達夫氏、常務取締役 石郷岡猛氏、取締役製造部部長 栗山文氏から、同社の設立経緯、製品製造、農業機械を取り巻く環境、経営戦略についてお伺いしました。
外部研究員寄稿
「コンパクトシティ」の創造 ―都市再生のパラダイムシフト―- 株式会社日本経済研究所 地域本部 研究主幹 柳内 久俊 氏
- 平成大合併による地域社会の広域化と共に、高齢化社会への対応、災害に対するリスク管理の高まり、公共施設の老朽化と再配置等が中核都市の課題として問われています。新たな都市・地域政策として「コンパクトシティ」の創造について論じたいと思います。
支店長のわがまち紹介-かすみがうら市-
研究員レポート1
ジオパークとは -めざせ! 筑波山地域ジオパーク-- 「ジオパーク」という言葉を耳にされたことはあるだろうか。2013年12月現在、日本では33カ所のジオパークが認定されている。茨城県内では、2010年9月に「茨城県北(けんぽく)ジオパーク」が認定され、筑波山地域がジオパーク認定を目指して活動している。
2014年1月21日に開催された「めざせ!『筑波山地域ジオパーク』フォーラム」の内容を中心に、ジオパークとは何か、どうすればジオパークになれるのか、ジオパークの概略を紹介します。
- 「ジオパーク」という言葉を耳にされたことはあるだろうか。2013年12月現在、日本では33カ所のジオパークが認定されている。茨城県内では、2010年9月に「茨城県北(けんぽく)ジオパーク」が認定され、筑波山地域がジオパーク認定を目指して活動している。
研究員レポート2
「シェール革命」のインパクト -「ガスの時代」の到来-- アメリカの「シェール革命」(「シェールガス革命」)が注目されている。アメリカの国内エネルギー需給構造を変え、アメリカの貿易赤字と財政赤字の「双子の赤字」を改善し、アメリカの「製造業の復活」を促し、「アメリカ経済再生」に貢献する可能性を持っているからである。
わが国においては、現在、中長期的なエネルギー・経済問題として、原子力発電の停止に伴う化石燃料(LNG)シフトと輸入燃料費の増大に伴う貿易収支の赤字化、電力コスト上昇による電力多消費型産業の競争力低下、国際公約としての地球温暖化防止=二酸化炭素排出削減への対応等を抱えている。そうした諸課題に対して、アメリカの「シェール革命」は「救世主」の一つとなるであろうか。最近の「シェール革命」に関する情報を整理してみたい。
- アメリカの「シェール革命」(「シェールガス革命」)が注目されている。アメリカの国内エネルギー需給構造を変え、アメリカの貿易赤字と財政赤字の「双子の赤字」を改善し、アメリカの「製造業の復活」を促し、「アメリカ経済再生」に貢献する可能性を持っているからである。
科学の街「つくば」から サイエンス・インフォメーション (協力:つくば市OB人材活動支援デスク)
わが国における医工連携の問題点- 産業技術総合研究所 名誉リサーチャー 立石(たていし) 哲也(てつや) 氏
- もしもし何でも相談コーナー
税務:平成26年度税制改正大綱について- 昨年12月24日に閣議決定された「平成26年度税制大綱」から、主要な改正案の概要を紹介します。なお、本法案は、今後の国会審議を経て3月末までに成立することが見込まれますが、国会審議の状況次第では内容が修正される可能性がある点をご留意下さい。
- 既に成立している労働契約(労働条件)は、通常の民事上の契約と同様に、労働者と使用者(会社)の双方の合意により、その内容を変更することができます。労働条件を不利益に変更する時の留意点について解説します。
経済トピックス・
経済情報ピックアップ
茨城県経済の現況
- 茨城県の基調判断全体…
- 景気は緩やかに持ち直しつつある。
先行きは緩やかに持ち直す。企業等の景況感は緩やかに持ち直している。 - 企業の生産活動…………
- 一進一退の動きとなっている。
- 設備投資…………………
- 前年並みの計画となっている。
- 公共投資…………………
- 増加している。
- 個人消費…………………
- おおむね横ばいであるが、一部で持ち直しの動きがみられる。
- 住宅投資…………………
- 緩やかな増加している。
- 雇用・所得情勢…………
- 緩やかに持ち直しつつある
茨城県の主要経済指標
筑波総研からのお知らせ
筑波銀行インフォメーション