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リスクについて
リスクは危険なことですか?
投資信託は預貯金とは異なり、値動きのある株式や債券などに投資しますので、リスクのある商品です。
リスクと聞くと、「危険なもの」というような言葉のイメージがありますが、投資信託で言うリスクとは、「リターンのふれ幅の大きさ」を示しています。
リターンとは投資の結果得られる収益または損失のことです。下の図のように、リスクの高い有価証券Bはふれ幅も大きくなるので、高い収益が期待できる半面、大きく値下がりする可能性もあります。
逆に、リスクの小さい有価証券Aはふれ幅も小さくなるので、大きく値下がりする可能性は低い半面、期待できるリターンも小さくなります。投資信託に投資する際は、その資金の使いみちをよく考えることが大切です。
リスクを低減するには
分散投資
株式や債券、外貨建て資産などの資産はリスク・リターンの特性が異なり、ある資産の価格が上昇しているときに、別の資産は下落しているといったことが起こります。これら資産に分散投資することにより、それぞれの資産の値動きから生じる利益と損失を相殺することが可能であり、資産の組み合せ方によってはリスクを抑えながらリターン水準をより高めることができます。
商品の 分散 |
株式や債券、預貯金など商品を分散させてリスクの軽減をはかります。株式等の中でも業種やテーマ、個別銘柄などで分散します。 | 商品を見る |
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時間の 分散 |
「安く買って、高く売る」これが収益を得る基本ですが、本当に今が安いのか、高いのかを判断することは専門家でも難しいものです。ですから、一度に投資してしまうのではなく、時間を分散させて投資することで価格変動リスクや金利変動リスクを低減させるのです。 | 時間分散の活用法を見る |
国や地域 および 通貨の分散 |
特定の国や地域に集中投資するのではなく、投資資金を複数の国や地域に分散することで資産全体に及ぼす影響が軽減することが期待できます。 為替変動リスクを軽減するためには、特定の通貨に投資するのではなく、値動きの異なる傾向がある通貨(たとえば米ドルとユーロと豪ドル)に分散させたほうが、よりリスクを低く抑えることが期待できます。 |
商品を見る |
長期投資
株式などリスクが高い金融資産は短期的には値上がりしたり値下がりしたり、大きな変動を繰り返すものの、長期で見れば短期的な変動が相殺され、緩和されていく傾向があります。年金資産など長期にわたる資産運用では、短期的なリスクばかりに気をとられずに、長期的なスタンスからリスクのある商品(債券・株式・外貨建て資産等)にも取り組む必要があります。
一般的に、特性(リスクや収益性)の違う複数の資産や銘柄に分けて投資することによって、リスクを分散しながら目標とする収益を可能とするような「効率的な組み合わせ」を模索しながら、ご自身のポートフォリオを構築しましょう。