リバランスで見直す
リバランスを考える
資産配分の比率を再調整することをリバランスといいます。
市場の変動と共に資産配分の比率は徐々に変化していくため、いつのまにか想定以上の大きなリスクをとってしまっている可能性があります。
リバランスの方法
例① 運用資産の中で行う
割合の増えた投資信託を売却し、割合の減った投資信託を購入して資産配分のバランスを戻す方法です。
上記の例の場合、外国株式を9万円売却し、国内債券を4万円、国内株式を3万円、海外債券を2万円購入することにより戻すことができます。
※実際には、投資信託の売却益に税金がかかります。また、売却時の信託財産留保額や購入時の買付手数料などのコストもかかります。
例② 新たな資金を投入して行う
割合の増えた投資信託を売却せず、新たな資金を投入して割合の減った投資信託を購入して戻す方法です。この方法では、売却時の税金や信託財産留保額がかかりません。上記の例の場合、国内債券を10万円、国内株式を12万円、海外債券を8万円購入することにより戻すことができます。